バイブコーディング環境セットアップ — *ゼロから最初のコードまで*
バイブコーディング環境セットアップ — *ゼロから最初のコードまで*
🎯 このlessonを読み終えたら
このlessonをすべて読み終えると、以下の3つを自信を持って実行できるようになります。
- ▸✅ Cursorインストール → 最初のプロンプト → 検証まで1時間以内
- ▸✅
.cursorrules/CLAUDE.mdの標準テンプレート作成 - ▸✅ 主要ショートカット + インライン編集 (
Cmd+K) の活用
学習目標をチェックリストとして手元に置き、すべて答えられるようになったらlessonを閉じてください。
1. Cursorインストール + 無料プラン
ダウンロード
cursor.com → OSに合わせてダウンロード:
- ▸macOS:
.dmgファイル - ▸Windows:
.exeインストーラー - ▸Linux:
.AppImageまたは.deb
インストール後、初回起動時に無料登録:
1. GitHubまたはGoogleでサインイン
2. 14日間Proトライアルが自動で有効化(終了後は自動的に無料プランへ移行)
3. VS Code設定インポートのオプション — 既存のVS CodeユーザーはOKをクリック
無料プランの制限
- ▸Tabオートコンプリート: 無制限 ✅
- ▸Cmd+K インライン編集: 月50回
- ▸Composer マルチファイル編集: 月50回
- ▸Chat: 月50回(低速モデル)、高速モデルはさらに50回
トライアル14日間はPro無制限で利用可能 — 自分のペースで学習できます。
初期設定 — Settings
Cmd+,(Mac)またはCtrl+,(Windows)で設定を開く:
Cursor Settings
- ▸Models → デフォルトモデルは claude-sonnet-4-6 推奨(Pro利用時)
- ▸Privacy Mode → 学習用は OFF、会社のコードは ON(データ送信を無効化)
- ▸Privacy Mode off → より正確な回答が得られる
エディター環境
- ▸テーマ: Dark+ または Tokyo Night Storm(目に優しい)
- ▸フォント: JetBrains Mono または Fira Code(リガチャ対応)
- ▸フォントサイズ: 14〜15
- ▸タブサイズ: 2
まとめ
- ▸cursor.com からダウンロード → GitHubでサインイン → 14日間Proトライアル
- ▸無料プランでもTabオートコンプリートは無制限
- ▸学習用途ならPrivacy Mode はOFF
2. 最初のNext.jsプロジェクトを作成する
ターミナルを開く
Cursor内で ` Ctrl+ `(バッククォート)を押すか、メニューの Terminal > New Terminal を選択します。
Next.jsプロジェクトの作成
質問に答えます:
フォルダを開く
新しいCursorウィンドウにプロジェクトが開きます。
起動
→ http://localhost:3000 にアクセス。デフォルトページが表示されれば成功です。
フォルダ構造の最小限の理解
page.tsx がURLのエントリーポイントです。app/about/page.tsx を作成すると /about ページが自動生成されます。
まとめ
- ▸npx create-next-app@latest myapp
の1コマンドで完了 - ▸推奨オプション: TypeScript + Tailwind + App Router + Turbopack
- ▸npm run dev` → localhost:3000
3. `.cursorrules` 基本テンプレート
なぜ最初から必要なのか
最初のプロンプトからAIにプロジェクトの規約を理解させます。毎回説明する必要がなくなります。
プロジェクトルートにファイルを作成
Cursorで myapp/ フォルダを右クリック → New File → .cursorrules
コピペ用テンプレート(Next.js 14+対応)
効果 — 比較
❌ .cursorrules がない場合:
> 私: 「ボタンコンポーネントを作って」
> AI: 「スタックは何ですか? Tailwind? Material UI? TypeScript? ...」
> 4〜5回の質問
✅ .cursorrules がある場合:
> 私: 「ボタンコンポーネントを作って」
> AI: (Next.js + TypeScript + Tailwindでnamed export・function宣言のコードを正確に生成)
> 質問0回
まとめ
- ▸
.cursorrules1ファイルがすべての会話のコンテキストになる - ▸トークンを5〜10倍節約し、精度も向上
- ▸一度書いたら → ずっと使える
4. 最初のプロンプト — Hello Worldを超えて
単純な「ボタンを作って」の代わりに、実践的な最初の課題
Cmd+L(Mac)または Ctrl+L(Windows)でCursor Chatを開きます。
最初のプロンプト例
→ Cursorが自動的に2つのファイルを生成:
- ▸
src/app/page.tsx - ▸
src/components/Counter.tsx
各ファイルのチェックマークをクリック → 自動保存されます。
結果を確認
ブラウザをリロード → カウンターの動作を確認します。
- ▸ボタンをクリック → 数字が増える? ✅
- ▸リセット → 0になる? ✅
- ▸ダークモードの色? ✅
2回目のプロンプト — 改善
→ AIは変更された部分のみを表示して適用します。意図が明確なので不要な変更は0件。
まとめ
- ▸最初のプロンプトは具体的 + 分離を明示する
- ▸
@ファイル名で特定のファイルを参照 - ▸「コードのみ / 説明不要」でトークンを節約
5. 結果の*検証* — 最も重要なステップ
AIが生成したコードも自分の責任
面接官は必ず聞きます:「どのように検証しましたか?」。この3つの検証習慣を身につけましょう。
1. 常にコンソールを開く
ブラウザで F12(または右クリック → 検証)→ Consoleタブを開きます。
確認すること:
- ▸赤いエラー — 必ず解決する
- ▸黄色い警告 — できれば解決する
- ▸React Hookの違反・keyの欠落など
❌ 「見た目は問題ないけどコンソールにエラーがある」 → 面接に落ちます。
2. TypeScriptエラーの確認
→ すべての型エラーを一覧表示します。0件であるべきです。
またはVS CodeのProblemsタブ(Cursorでも同様): Ctrl+Shift+M
3. 実際の動作確認 — エッジケース3つ
作成したカウンターを例に:
✅ 正常フロー: +1を9回クリック → 9 → もう1回 → 10 → ボタンが無効化される ✅
❓ エッジケース1: ページをリロードしたとき0に戻る? (stateがクリアされる)
→ AIに「localStorageでカウントを保持するように」とリクエスト可能
❓ エッジケース2: モバイルでも正しく表示される? Chrome DevToolsの Device Toolbar で確認
❓ エッジケース3: ダークモードなし / ライトモードのユーザーにも正しく見える?
チェックリスト — 毎回
各作業後:
- ▸[ ] コンソールエラー0件
- ▸[ ] TypeScriptエラー0件
- ▸[ ] 意図した動作が機能している
- ▸[ ] エッジケースを1つ以上確認
- ▸[ ] モバイル画面を確認
この5つの習慣が動くコードと壊れたコードを分けます。
git commit — 動作確認後すぐに
小さい単位で頻繁にコミットしましょう。後で壊しても直前の状態にロールバックできます。
まとめ
- ▸コンソール・TSエラー・動作確認 = 基本
- ▸エッジケースを1つでもカバーする = 中級
- ▸毎作業後にgit commit = 上級
🤖 AIにこう質問してみよう
このlessonのコンセプトを理解すれば、AIに具体的な指示を出すことができます。漠然とした「直して」ではなく、語彙を持ったリクエスト — それがトークン節約の出発点です。
- ▸「Cursorインストール + 最初のプロンプト + CLAUDE.md セットアップを1時間以内で終わらせる手順を教えて」
- ▸「この.cursorrulesが私たちのコードスタイルを正確に表現しているか確認して」
なぜこれがトークンを減らすのか
コンセプトを知らないと、AIの回答を受け取っても「それは何ですか?」とまた聞き直す必要があります。その「聞き直し」がトークンを消費します。コンセプトを一度覚えれば、会話が一回で完結します。